(PHP 4, PHP 5)
msql_fetch_object — 結果の行をオブジェクトとして取得する
msql_fetch_object() は、 msql_fetch_array() に似ていますが、配列の代わりに オブジェクトを返すところだけが異なっています。遠まわしに言うと、 オフセット値によってではなくフィールド名によってのみデータを アクセスすることができることを意味しています (数字は、プロパティ名として使用できません)。
速度面でこの関数は msql_fetch_array() と同等です。そして、ほぼ msql_fetch_row() と同等の速度を有しています(その差は無視できるほどです)。
得た行に対応するプロパティを有するオブジェクトを返します。 もう行がない場合には FALSE を返します。
例1 msql_fetch_object() の例
<?php
$con = msql_connect();
if (!$con) {
die('Server connection problem: ' . msql_error());
}
if (!msql_select_db('test', $con)) {
die('Database connection problem: ' . msql_error());
}
$result = msql_query('SELECT id, name FROM people', $con);
if (!$result) {
die('Query execution problem: ' . msql_error());
}
while ($row = msql_fetch_object($result, MSQL_ASSOC)) {
echo $row->id . ': ' . $row->name . "\n";
}
msql_free_result($result);
?>
バージョン | 説明 |
---|---|
4.3.11 および 5.0.4 | NULL 値を含むカラムからデータを取得する際のバグが修正されました。 そのようなカラムは結果の配列に含まれていませんでした。 |