(PHP 4 >= 4.0.6, PHP 5)
pg_last_notice — PostgreSQL サーバからの直近の通知メッセージを返す
pg_last_notice() は、connection で指定した PostgreSQL サーバからの直近の通知メッセージを返します。 たとえば、テーブルに SERIAL カラムを作成する場合などに PostgreSQL サーバは通知メッセージを送信します。
pg_last_notice() でトランザクションに関連する通知 メッセージがあるかないかをチェックすることで、無意味なクエリの発行を 避けることが可能です。
php.ini で pgsql.ignore_notice に 1 を指定することで、通知メッセージの追跡をしないようにすることが可能です。
php.ini で pgsql.log_notice に 0 を指定することで、通知メッセージをログに記録しないようにすることが可能です。 pgsql.ignore_notice が 0 に設定されていない限り、 通知メッセージをログに記録することはできません。
PostgreSQL データベースの接続リソース。
指定された connection の直近の通知を文字列で 返します。エラー時には FALSE を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
4.3.0 | この関数の実装が完成しました。 以前のバージョンではデータベースの接続パラメータを無視していました。 |
4.3.0 | php.ini の設定 pgsql.ignore_notice および pgsql.log_notice が追加されました。 |
4.0.6 | PHP 4.0.6 には通知メッセージ処理の問題があります。 pg_last_notice() を使用しない場合でも PHP 4.0.6 で PostgreSQL モジュールを使用することは推奨されません。 |
例1 pg_last_notice() の例
<?php
$pgsql_conn = pg_connect("dbname=mark host=localhost");
$res = pg_query("CREATE TABLE test (id SERIAL)");
$notice = pg_last_notice($pgsql_conn);
echo $notice;
?>
上の例の出力は以下となります。
CREATE TABLE will create implicit sequence "test_id_seq" for "serial" column "test.id"