(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5)
pg_lo_create — ラージオブジェクトを生成する
pg_lo_create() はラージオブジェクトを 生成し、そのラージオブジェクトの OID を返します。 PostgreSQL アクセスモード INV_READ、INV_WRITE および INV_ARCHIVE はサポートされません。オブジェクトは 常に読み書き可のアクセス権で生成されます。 INV_ARCHIVE は PostgreSQL 自身からも削除されました (バージョン 6.3 以降)。
ラージオブジェクトインターフェースは、トランザクションブロックの中で 使用する必要があります。
ラージオブジェクトインターフェース(アクセス制御もできないし使用が面倒) を使用するかわりに、PostgreSQL の bytea カラム型と pg_escape_bytea() を試してください。
注意:
この関数は、以前は pg_locreate() と呼ばれていました。
PostgreSQL データベース接続リソース。connection が指定されていない場合はデフォルトの接続が使用されます。 デフォルトの接続は、直近の pg_connect() あるいは pg_pconnect() によって作成されたものです。
object_id が指定されると、 この関数は指定された ID のラージオブジェクトを作成しようとします。 それ以外の場合は、サーバから割り当てられたオブジェクト ID を使用します。 このパラメータは PHP 5.3 で追加されたもので、 PostgreSQL 8.1 以降の新機能に依存しています。
ラージオブジェクトの OID を返します。 エラー時には FALSE を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
5.3.0 | オプションの object_id が追加されました。 |
例1 pg_lo_create() の例
<?php
$database = pg_connect("dbname=jacarta");
pg_query($database, "begin");
$oid = pg_lo_create($database);
echo "$oid\n";
$handle = pg_lo_open($database, $oid, "w");
echo "$handle\n";
pg_lo_write($handle, "large object data");
pg_lo_close($handle);
pg_query($database, "commit");
?>