pg_lo_seek

(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5)

pg_lo_seek — ラージオブジェクトの位置をシークする

説明

bool pg_lo_seek ( resource $large_object , int $offset [, int $whence = PGSQL_SEEK_CUR ] )

pg_lo_seek() はラージオブジェクトリソースの位置をシークします。

ラージオブジェクトインターフェースは、トランザクションブロックの中で使用する必要があります。

パラメータ

large_object: pg_lo_open() が返す PostgreSQL のラージオブジェクト(LOB)リソース。
offset: シークするバイト数。
whence: 定数 PGSQL_SEEK_SET（オブジェクトの先頭からシークする）、 PGSQL_SEEK_CUR（カレントの位置からシークする）、あるいは PGSQL_SEEK_END（オブジェクトの最後からシークする）の中のひとつ。

返り値

成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

例

例1 pg_lo_seek() の例


<?php
   $doc_oid = 189762345;
   $database = pg_connect("dbname=jacarta");
   pg_query($database, "begin");
   $handle = pg_lo_open($database, $doc_oid, "r");
   // 最初の 50000 バイトをスキップする
   pg_lo_seek($handle, 50000, PGSQL_SEEK_SET);
   // 次の 10000 バイトを読み込む
   $data = pg_lo_read($handle, 10000);
   pg_query($database, "commit");
   echo $data;
?>

参考

pg_lo_tell() - ラージオブジェクトのカレントのシーク位置を返す