(PHP 4 >= 4.0.1, PHP 5)
pg_trace — PostgreSQL 接続のトレースを有効にする
pg_trace() は、PostgreSQL フロントエンド/ バックエンド間の通信をデバック用のファイルにトレースすることを有効にします。 このトレース結果を完全に理解するためには、PostgreSQL 通信プロトコルの詳細に 精通している必要があります。
そうでない人にとっても、サーバに送られたクエリのエラーを トレースすることは有用です。試しに grep '^To backend' trace.log を実行し、実際に PostgreSQL サーバに送信される クエリを見てみるとよいでしょう。詳細な情報は » PostgreSQL ドキュメントを 参照ください。
トレースログを書き込むファイルの名前(フルパスを含む)。 fopen() と同じ。
オプションのファイルアクセスモード。fopen() と同じです。
PostgreSQL データベース接続リソース。connection が指定されていない場合はデフォルトの接続が使用されます。 デフォルトの接続は、直近の pg_connect() あるいは pg_pconnect() によって作成されたものです。
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
例1 pg_trace() の例
<?php
$pgsql_conn = pg_connect("dbname=mark host=localhost");
if ($pgsql_conn) {
pg_trace('/tmp/trace.log', 'w', $pgsql_conn);
pg_query("SELECT 1");
pg_untrace($pgsql_conn);
// /tmp/trace.log にバックエンドの通信が記録される
} else {
print pg_last_error($pgsql_conn);
exit;
}
?>