(PHP 4 >= 4.0.1, PHP 5)
php_sapi_name — ウェブサーバと PHP の間のインターフェイスの型を返す
PHP が使用しているインターフェイス (サーバ API、SAPI) の型を小文字の文字列で返します。たとえば、CLI 版の PHP ではこの文字列は "cli" となります。Apache と組み合わせて使用している場合は、 実際に使用している SAPI によってさまざまな結果となります。 返されうる値の一覧を以下にあげます。
インターフェイスの型を小文字の文字列で返します。
これがすべてではありませんが、以下のような値が返されます。 aolserver, apache, apache2filter, apache2handler, caudium, cgi (PHP 5.3 まで), cgi-fcgi, cli, continuity, embed, isapi, litespeed, milter, nsapi, phttpd, pi3web, roxen, thttpd, tux そして webjames
例1 php_sapi_name() の例
この例では、文字列の一部に cgi が含まれるかどうかを調べています。というのも cgi-fcgi となることもあり得るからです。
<?php
$sapi_type = php_sapi_name();
if (substr($sapi_type, 0, 3) == 'cgi') {
echo "CGI 版の PHP を使用しています\n";
} else {
echo "CGI 版の PHP を使用していません\n";
}
?>
注意: 別の方法
PHP の定数 PHP_SAPI は、 php_sapi_name() と同じ値となります。
定義されている SAPI は、わかりやすいものばかりではないかもしれません。 たとえば apache の場合は apache2handler や apache2filter と定義されることもあります。