以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。
トランザクションの挙動を設定するため、以下の定数を ibase_trans() に渡すことが可能です。
定数 | 説明 |
---|---|
IBASE_DEFAULT | デフォルトのトランザクション設定が使用されます。デフォルト設定は クライアントライブラリによって決定され、たいていの場合は IBASE_WRITE|IBASE_CONCURRENCY|IBASE_WAIT です。 |
IBASE_READ | 読み込み専用のトランザクションを開始します。 |
IBASE_WRITE | 読み書き可能なトランザクションを開始します。 |
IBASE_CONSISTENCY | 分離レベルを 'consistency' にしてトランザクションを開始します。 他のトランザクションによって変更中のテーブルを読み込むことは できません。 |
IBASE_CONCURRENCY | 分離レベルを 'concurrency' (あるいは 'snapshot') にして トランザクションを開始します。すべてのテーブルへのアクセスが 可能ですが、トランザクションの開始以降に別のトランザクションに よってコミットされた内容を見ることはできません。 |
IBASE_COMMITTED | 分離レベルを 'read committed' にしてトランザクションを開始します。 このフラグは IBASE_REC_VERSION あるいは IBASE_REC_NO_VERSION とともに使用する必要があります。 トランザクションの開始以降にコミットされた内容についてもアクセス可能と なります。IBASE_REC_NO_VERSION が指定された場合、 最新バージョンのデータのみが読み込み可能となります。 IBASE_REC_VERSION が指定された場合、他の トランザクションで処理が完了していない変更についても読み込むことが できます。 |
IBASE_WAIT | 衝突が発生した場合に、トランザクションが処理を再試行することを示します。 |
IBASE_NOWAIT | 衝突が発生した場合に、トランザクションがその場で処理を中断して 処理が失敗することを示します。 |
データの取得方法を指定するために、以下の定数を ibase_fetch_row()、 ibase_fetch_assoc() あるいは ibase_fetch_object() に渡すことが可能です。
定数 | 説明 |
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IBASE_FETCH_BLOBS | 過去との互換性を保持するため、IBASE_TEXT としても使用可能です。BLOB データを読み込む際に、BLOB ID ではなく 直接データそのものを読み込みます。 |
IBASE_FETCH_ARRAYS | 配列をインラインで読み込みます。指定しなかった場合は、配列の ID を返します。配列 ID は INSERT 操作への引数としてのみ使用可能で、 配列 ID を処理できる関数は現在存在しません。 |
IBASE_UNIXTIME | 日付や時刻のフィールド値を、文字列ではなく UNIX タイムスタンプ (1-Jan-1970 0:00 UTC からの経過秒数)で返します。 1970 年より前の日付に対してこれを使用すると、環境によっては 問題を引き起こす可能性があります。 |
要求内容やオプションを指定するために、以下の定数を サービス API 関数(ibase_server_info(), ibase_db_info(), ibase_backup(), ibase_restore() および ibase_maintain_db())に渡すことが可能です。 これらのオプションの意味については Firebird/InterBase のマニュアルを 参照ください。