その他の拡張モジュールに対する変更
以下の拡張モジュールは configure スクリプトの実行中に無効にすることができなくなりました。
拡張モジュールに対する振る舞いの変更や新機能は以下の通りです。
-
日付と時刻
- TZ 環境変数はタイムゾーンを推測するのに使われなくなりました。
-
cURL
- cURL が SSHプロトコルをサポートするようになりました。
-
ネットワーク関数
- dns_check_record() が、
追加の「エントリ」インデックスを返すようになりました。これには TXT 要素が含まれます。
-
Hash関数
- SHA-224 と salsa ハッシュアルゴリズムがサポートされました。
-
マルチバイト文字列関数(mbstring)
- CP850 エンコーディングがサポートされました。
-
OCI8
- oci_close()関数を持続的接続の途中で呼び出したり、
持続的接続を参照している変数がスコープの外に出ると、
全てのコミットされていないトランザクションがロールバックされるようになりました。
ユーザーは明示的にコミットするか、ロールバックすることが必要です。
oci8.old_oci_close_semantics=On
と設定することで以前の振る舞いを残すことができます。
Database Resident Connection Pooling (DRCP), Fast
Application Notification (FAN) をサポートしました。
Oracle External Authentication (Windowsでは未サポート) をサポートしました。
oci_bind_by_name()関数は引数のタイプとして
SQLT_AFC (CHAR データ型の別名) をサポートしています。
-
OpenSSL
- OpenSSL のダイジェストと暗号関数がサポートされました。
また、DSA, RSA, DH 鍵の内部値にもアクセスできるようになっています。
-
Session
- open_basedir の制限が有効な場合、
"/tmp" を許可するパスに追加しない限り、セッションファイルを
/tmpディレクトリに保存しなくなりました。
-
SOAP
ユーザー定義のHTTPヘッダを送信できるようになりました。
-
MySQLi
ホスト名に "p:" を追加することで持続的接続ができるようになりました。
-
画像処理(GD)
gd_info() 関数が返す "JPG Support" というインデックスが "JPEG Support" に変更されました。