(PHP 5 >= 5.1.0)
SplFileObject::fgetcsv — ファイルから行を取り出し CSV フィールドとして処理する
CSV フォーマットのファイルから行を取り出し読み込まれたフィールドを含む配列を返します。
フィールドの区切り文字 (1 文字のみ)。デフォルトはカンマもしくは SplFileObject::setCsvControl() を使ってセットされた値です。
フィールド囲み文字 (1 文字のみ)。デフォルトはダブルクォートもしくは SplFileObject::setCsvControl() を使ってセットされた値です。
エスケープ文字 (1 文字のみ)。デフォルトはバックスラッシュ (\) もしくは SplFileObject::setCsvControl() を使ってセットされた値です。
読み込まれたフィールドを含む数値添字配列もしくはエラーのときは FALSE を返します。
注意:
CSV ファイルの空白行は SplFileObject::SKIP_EMPTY | SplFileObject::DROP_NEW_LINE を使わない限り単独の NULL フィールドで構成される配列として返され、この場合空白行は読み飛ばされます。
例1 SplFileObject::fgetcsv() の例
<?php
$file = new SplFileObject("data.csv");
while (!$file->eof()) {
var_dump($file->fgetcsv());
}
?>
例2 SplFileObject::READ_CSV の例
<?php
$file = new SplFileObject("animals.csv");
$file->setFlags(SplFileObject::READ_CSV);
foreach ($file as $row) {
list($animal, $class, $legs) = $row;
printf("A %s is a %s with %d legs\n", $animal, $class, $legs);
}
?>
animals.csv の内容
crocodile,reptile,4 dolphin,mammal,0 duck,bird,2 koala,mammal,4 salmon,fish,0
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
A crocodile is a reptile with 4 legs A dolphin is a mammal with 0 legs A duck is a bird with 2 legs A koala is a mammal with 4 legs A salmon is a fish with 0 legs