SplObjectStorage::getInfo

(PHP 5 >= 5.3.0)

SplObjectStorage::getInfo — イテレータの現在のエントリに関連づけられたデータを返す

説明

public mixed SplObjectStorage::getInfo ( void )

イテレータの現在の位置が指すオブジェクトに関連づけられたデータあるいは情報を返します。

パラメータ

この関数にはパラメータはありません。

返り値

イテレータの現在の位置に関連づけられたデータを返します。

例

例1 SplObjectStorage::getInfo() の例


<?php
$s = new SplObjectStorage();

$o1 = new StdClass;
$o2 = new StdClass;

$s->attach($o1, "d1");
$s->attach($o2, "d2");

$s->rewind();
while($s->valid()) {
    $index  = $s->key();
    $object = $s->current(); // current($s) と同等
    $data   = $s->getInfo();

    var_dump($object);
    var_dump($data);
    $s->next();
}
?>

上の例の出力は、たとえば以下のようになります。

object(stdClass)#2 (0) {
}
string(2) "d1"
object(stdClass)#3 (0) {
}
string(2) "d2"

参考

SplObjectStorage::current() - 現在のストレージの要素を返す
SplObjectStorage::rewind() - イテレータをストレージの最初の要素に巻き戻す
SplObjectStorage::key() - イテレータの現在位置を返す
SplObjectStorage::next() - 次のエントリに移動する
SplObjectStorage::valid() - イテレータの現在のエントリが有効かどうかを返す
SplObjectStorage::setInfo() - イテレータの現在のエントリに関連づけるデータを設定する