本チュートリアルでは、使用するサーバで PHP が使用可能であり、 .php で終わる全てのファイルが PHP で処理されることを仮定します。多くのサーバでは、PHP ファイルに関してこれがデフォルトの拡張子ですが、 確実なのはサーバの管理者にきいてみることです。サーバが PHP をサポートする場合、何もする必要はありません。 .php ファイルを 作成して Web ディレクトリに置くだけで、 サーバがこれを自動的にパースしてくれます。 何もコンパイルする必要はなく、他のツールをインストールする必要もありません。 PHP のファイルは、あなたが行なう全ての処理を実装した特殊なタグを通常の HTML ファイルに追加したものと考えると良いでしょう。 ほとんどの Web ホストは PHP サポートを提供していますが、 使用しているホストがサポートしていない場合、 » PHP リンク集のセクションで PHP が利用可能な Web ホストを探すためのリソースを読んでみてください。
ここでは、貴重なネットワーク帯域を節約するために、 ローカルに開発を行うことにしましょう。この場合、 » Apache のような Web サーバと、 当然、» PHP をインストールすることになります。また、多くの場合には、 » MySQL のようなデータベースもインストールすることになるでしょう。
これらは個別にインストールすることもできますし、 より簡単な方法でインストールすることも可能です。 このマニュアルには、 PHP のインストール手順 (Web サーバが設定済みであると仮定しています) があります。 PHP 自体をインストールする際に問題が発生した場合、 » インストールに関する メーリングリストで質問することをお薦めします。 より簡単にインストールを行いたい場合には、 使用するオペレーティングシステム用の » 設定済みのパッケージ を利用することもできます。これにより、 数回のマウスクリックで自動的にこれらをインストールすることができます。 MacOSX、Linux や Windows を含む、あらゆるオペレーティングシステムにおいて Web サーバで PHP を使用できるように設定することは簡単です。 Linux の場合、RPM の場所を知るために » rpmfind と » PBone が有用でしょう。 Debian 用パッケージをみつけるには、» apt-get にアクセスするとよいでしょう。