(PECL maxdb >= 1.0)
maxdb_stmt_affected_rows -- maxdb_stmt->affected_rows — 直近のステートメントによって変更、削除あるいは挿入された行の数を返す
手続き型
オブジェクト指向型
maxdb_stmt_affected_rows() は、 INSERT、UPDATE あるいは DELETE クエリによって変更された行の数を返します。 直近のクエリが無効だった場合、あるいは行数が取得できなかった場合は、 この関数は -1 を返します。
ゼロより大きい整数の場合は、変更された行数あるいは取得した行数を表します。 ゼロの場合は、UPDATE/DELETE 文で 1 行も更新されなかったか、 クエリの WHERE 句にマッチする行がなかった、 あるいはクエリがまだ実行されていないことを表します。 -1 は、クエリがエラーを返したか行数が取得できなかったことを表します。
例1 オブジェクト指向型
<?php
$maxdb = new maxdb("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");
/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
printf("接続に失敗しました: %s\n", maxdb_connect_error());
exit();
}
/* 一時テーブルを作成します */
$maxdb->query("CREATE TABLE temp.mycity LIKE hotel.city");
$query = "INSERT INTO temp.mycity SELECT * FROM hotel.city WHERE state LIKE ?";
/* ステートメントを準備します */
if ($stmt = $maxdb->prepare($query)) {
/* 変数をプレースホルダにバインドします */
$code = 'N%';
$stmt->bind_param("s", $code);
/* ステートメントを実行します */
$stmt->execute();
printf("挿入された行数: %d\n", $stmt->affected_rows);
/* ステートメントを閉じます */
$stmt->close();
}
/* 接続を閉じます */
$maxdb->close();
?>
例2 手続き型
<?php
$link = maxdb_connect("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");
/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
printf("接続に失敗しました: %s\n", maxdb_connect_error());
exit();
}
/* 一時テーブルを作成します */
maxdb_query($link, "CREATE TABLE temp.mycity LIKE hotel.city");
$query = "INSERT INTO temp.mycity SELECT * FROM hotel.city WHERE state LIKE ?";
/* ステートメントを準備します */
if ($stmt = maxdb_prepare($link, $query)) {
/* 変数をプレースホルダにバインドします */
$code = 'N%';
maxdb_stmt_bind_param($stmt, "s", $code);
/* ステートメントを実行します */
maxdb_stmt_execute($stmt);
printf("挿入された行数: %d\n", maxdb_stmt_affected_rows($stmt));
/* ステートメントを閉じます */
maxdb_stmt_close($stmt);
}
/* 接続を閉じます */
maxdb_close($link);
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
挿入された行数: 4